一覧画面に1つのフィールドの「=(等しい)」で検索する検索フォームを設置します。
「一覧画面に簡易検索フォームを設置する」を実行すると一覧画面に検索フォームが表示されます。 ユーザーがこの検索フォームに検索条件を入力し、「検索」ボタンを押すと、一覧画面に表示されるレコードのリストがさらに絞り込まれます。
ユーザーが現在選択している kintone の「一覧」に絞り込み条件が付いている場合、 「一覧」に絞り込み条件と、ユーザーが検索フォームで入力した条件を「かつ(AND)」で結んだ条件で検索します。つまり、もともとの「一覧」の条件からさらに絞り込む形になります。
「一覧画面にキーワードで検索する検索フォームを設置する」との主な違いは以下の通りです。
「検索条件フィールド」を設定します。
検索条件として検索フォームに表示したいフィールドを1つ選択します。
選択可能なフィールドタイプと、それが検索フォーム上でどのような入力タイプになるか、どのような検索条件になるか、は以下の表の通りです。
フィールドタイプ | 検索条件入力フォーム | 検索条件タイプ |
---|---|---|
文字列(1行) | 文字列入力 | =(等しい) |
ルックアップ(文字列) | 文字列入力 | =(等しい) |
ルックアップ(数値) | 文字列入力 | =(等しい) |
リンク | 文字列入力 | =(等しい) |
数値 | 文字列入力 | =(等しい) |
計算 | 文字列入力 | =(等しい) |
レコード番号 | 文字列入力 | =(等しい) |
設置されたフォームのHTML要素には、customine-searchform-simple
というID値がつきます。フィールド入力欄、検索ボタンはそれぞれ div で囲まれています。これを利用して、アプリに CSS ファイルを登録すればフォーム表示スタイルをカスタマイズできます。
以下の例は、検索フィールドの入力欄を標準より小さくします。
#customine-searchform-simple div:first-child input {
width: 80px;
}
前述の表のとおり、フィールドタイプに応じて検索条件が決まっています。それ以外の条件で検索することはできません。例えば、「文字列(1行)」の場合は必ず「=(等しい)」での検索になり「含む」で検索することはできません。
複数の簡易検索フォームを設置することはできません。「一覧画面にキーワードで検索する検索フォームを設置する」と「一覧画面に簡易検索フォームを設置する」の検索フォームを同時に置くことは可能です。
アプリの一覧設定で、一覧の名前に重複がある場合は、「一覧の取得、または更新に失敗しました。一覧「XXXX」の名前が重複しています。重複しない名前に変更してください。」というエラーになります。