カスタマイズ

kintone API がエラーになった時

概要

Customine によるカスタマイズから呼び出した kintone の REST API がエラーになった時にアクションを実行します。

使い方

カスタマイズ中に kintone の REST API を呼び出すようなアクションがある場合に、そのアクションで kintone の REST API 呼び出しがエラーになった場合に、何か別のアクションを行いたい場合に使用します。

「kintone の REST API を呼び出すようなアクション」には例えば「レコードを追加する」や「ステータスを変更する(指定のレコード)」などがあります。

典型的な利用方法としては、「レコードを保存する直前(削除時は除く)」に他のレコードを操作するようなカスタマイズを行っていて、そのレコード操作がエラーになった場合は保存をキャンセルしたい場合があります。この場合、条件「kintone API がエラーになった時」に対して「レコードの保存をキャンセルする」を行うアクションを設定することで実現できます。

設定するパラメーター

パラメーターはありません。

制限事項

  • 以下の場合は「kintone API がエラーになった時」は発生しません。

    • 「JavaScriptを実行する」を使用して呼び出した kintone REST API がエラーになった場合
    • Customine ではない JavaScript(プラグインや独自JavaScript)で呼び出した kintone REST API がエラーになった場合
    • レコード編集画面、レコード追加画面で「保存」を押した時のフィールドエラーなど、通常の kintone 操作のエラーの場合
    • Customine の「エラーチェック」カテゴリーにある「やること」によるエラーチェックがエラーになった場合
  • kintone の REST API がエラーになると、エンドユーザーに対してエラーを知らせるメッセージダイアログが表示されます。「kintone API がエラーになった時」を使用してもこのダイアログを非表示にすることはできません。「kintone API がエラーになった時」に「エラーダイアログを表示する」などのダイアログを表示するアクションを実行しても、そのダイアログは表示されません。kintone API エラーをユーザーに通知するダイアログの方が優先されるためです。