カスタマイズ

1行の文字列を複数行に分割する

概要

1行の文字列を、指定の区切り文字分割して複数行の文字列に変換します。

使い方

半角から全角へ変換する」をはじめとする多くの「~~変換する」タイプの「やること」では、変換元のフィールドと変換結果のセット先フィールドが同一で、変換元のフィールドの値が変更されます。それに対し「1行の文字列を複数行に分割する」では変換元フィールドの値は変更されず、変換結果をセットする先のフィールドを別途用意する必要があります。または、変換結果は別のフィールドにセットする以外に、式を使用して「= $1」などで取得することも可能です。

設定するパラメーター

「文字列(1行)フィールド」「区切り文字」「結果をセットするフィールド(省略可)」を設定します。

文字列(1行)フィールド

文字列(1行)フィールドを選択します。文字列(1行)タイプのみが選択可能です。

テーブル内のフィールドを指定した場合、特別な場合(*1)を除き、テーブル内のすべての行に対して処理されます。

(*1) 条件側で、「フィールドの値を編集して値が変わった時」のように、テーブル行を限定するように条件が入っている場合は、対象の行だけ処理されます。

区切り文字

ここで指定した文字で分割されます。1文字である必要はなく、2文字以上も指定可能です。

結果をセットするフィールド(省略可)

変換結果をフィールドにセットする場合に指定します。直接フィールドにはセットせず、結果を別のアクションで使用したい場合は、省略できます。文字列(複数行)タイプのみが選択可能です。

「文字列(複数行)フィールド」パラメーターがテーブル内のフィールドの場合、「結果をセットするフィールド(省略可)」も同じテーブルから選択する必要があります。

krewSheet 対応状況

対応しています。

ただし、「結果をセットするフィールド(省略可)」に以下の制限があります。

  • ルックアップでコピーされるフィールドにはセットできません。
  • 以下のフィールドは「レコードを保存する直前(削除時は除く)」のようにレコード保存のタイミングのみでセット可能です。やや専門的になりますが、より詳しく知りたい方は krewSheet のドキュメント も参考にしてください。
    • krewSheet の表示列に含まれていないフィールド
    • krewSheet で読み取り専用に設定されているフィールド