カスタマイズ

レコード内の条件に合う行のフィールド最小値を計算する

概要

事前に取得したレコードのうち指定された条件を満たすレコードを対象に、指定したフィールドの最小値を計算します。 計算した結果は別のアクションで使用することができます。

使い方

設定するパラメーター

「レコード選択アクション」「計算するフィールド」「条件判定フィールド」「条件」「比較値」「結果をセットするフィールド(省略可)」「条件に合うレコードがなかった場合」を設定します。

レコード選択アクション

アクションの一覧から、計算対象のレコードを取得したアクションを選択します。

計算するフィールド

最小値を計算するフィールドを選択します。以下のフィールドタイプが選択可能です。

  • 数値
  • 計算
  • 日付
  • 時刻
  • 日時
  • レコード番号
  • 作成日時
  • 更新日時

テーブル内のフィールドは選択できません。

「計算」フィールドタイプは数値形式である必要があります。日付、時刻、日時形式の「計算」フィールドには対応していません。フィールドタイプが「計算」ではない通常の「日付」「時刻」「日時」フィールドタイプであれば対応しています。

条件判定フィールド

アプリのフィールドから、条件判定に使用するフィールドを選択します。 テーブル内のフィールドは指定できません。

条件

「条件」は以下の選択肢から選択します。

比較値

「比較値」は、フィールド値と比較する値を設定します。 比較値には以下のいずれかの値を指定することができます。

結果をセットするフィールド(省略可)

計算結果を他のフィールドにセットする場合に指定します。直接フィールドにはセットせず、計算結果を別のアクションで使用したい場合は、省略できます。

以下のフィールドタイプが選択可能です。テーブル内のフィールドは選択できません。

  • 文字列(1行)
  • 数値
  • 文字列(複数行)
  • リッチエディター
  • 日付
  • 時刻
  • 日時

セット先のフィールドタイプと計算結果のタイプが合わなかった場合は、実行時にエラーになります。

条件に合うレコードがなかった場合

条件に合うレコードが1つもなかった場合の動きを選択します。選択に応じて、レコードが1つもなかった場合の「結果をセットするフィールド」に入れる値、およびアクションの結果値が以下のようになります。

パラメーター値 「結果をセットするフィールド」に入れる値 アクションの結果
何もセットしない フィールドの値は変更しない undefined
空白をセット 値がクリアされる undefined
ゼロをセット 0 0
NaNをセット NaN NaN

もともと「レコード選択アクション」の結果にレコードが1つもなかった場合も「条件に合うレコードがなかった」とみなされてここで選択した動きになります。

制限事項

  • 「計算するフィールド」について、日時、日付、時間形式の「計算」フィールドには対応していません。