append 関数

説明

1つ目の引数に配列を受け取って、2つ目以降の引数で指定した要素を追加した配列を作成します。

2つめ以降の引数が配列だった場合、その配列内の要素を個々に1つめの引数の配列に追加します。2つめ以降の引数が配列ではなかった場合、それをそのまま1つ目の引数の配列に追加します。(*1)

元の配列は変更しません。

使用例

以下の例では、チェックボックスで選択されている選択肢に、“A判定” という文字列を追加した新しい配列を返します。

= append(チェックボックス, "A判定")

追加する要素は複数指定することができます。

= append(チェックボックス, "A判定", "B判定", "C判定")

以下の例は、チェックボックス_2 で選択されている選択肢を全てチェックボックス_1 に追加します。(*1)

= append(チェックボックス_1, チェックボックス_2)

(*1) 旧バージョンとの互換性について

バージョン 1.128(2021年4月8日リリース)以前の append では、2つめ以降の引数で配列を指定した場合、配列そのものが1つ目の配列追加されて「配列の配列」が出来上がっていました。バージョン 1.129(2021年4月15日リリース)以降は、本ドキュメント記載の動きになります。

(例)

= append([1, 2, 3], [4, 5])

の結果は…

  • 1.128 以前 ⇒ [1, 2, 3, [4, 5]]
  • 1.129 以降 ⇒ [1, 2, 3, 4, 5]

となります。

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