アプリ管理アプリのレコードを現在のアプリ一覧情報に基づいて更新・追加します。
kintone アプリストアの「その他」に「kintoneアプリ管理」という名前のアプリテンプレートがありますので、このアプリテンプレートからアプリを作成しておきます。作成したアプリに対し、独自にフィールドを追加しても構いません。もとからあるフィールドのフィールドコード、フィールドタイプは変更しないでください。
「kintoneアプリ管理」アプリの説明文にもあるとおり、このアプリのレコードを更新する場合は、アプリ管理画面の「CSV形式でダウンロードする」でダウンロードしたCSVファイルからレコードを読み込む、という運用が想定されています。「アプリ管理アプリのレコードを更新する」は、この手順を自動化します。
「kintoneアプリ管理」テンプレートから作成したアプリ管理アプリは、いくつかフィールドを追加してCustomineのカスタマイズアクセス権限機能の管理に用いることができます。カスタマイズアクセス権限機能用の管理アプリに対しても「アプリ管理アプリのレコードを更新する」を用いることができます。カスタマイズアクセス権限機能の詳細は、gusukuサポートサイト をご覧ください。
「アプリ管理アプリのレコードを更新する」を実行すると、パラメーターで指定したユーザーでアプリ管理画面の「CSV形式でダウンロードする」を行い、取得したCSVからアプリ管理アプリのレコードを更新します。アプリ管理アプリに未登録のアプリ情報があれば新規レコードを作成し、すでにあれば上書き更新します。レコード更新時に競合の検出は行われません。削除されたアプリについては、アプリ管理アプリの当該レコードは更新されません。アプリが削除されてもアプリ管理アプリのレコードを削除することはありません。
アプリ管理アプリに対してユーザーが独自にフィールドを追加している場合、「アプリ管理アプリのレコードを更新する」はそのフィールドを変更せず、元の値を維持します。
「アプリ管理アプリのレコードを更新する」は Job Runner でも特殊な位置づけの「やること」になります。通常、Job Runner ではレコード更新はできるだけ複数行をまとめて更新しようとしますが、「アプリ管理アプリのレコードを更新する」は1行ずつ更新を行います。
「アプリ管理アプリ」「ドメイン」「接続kintoneユーザー名」「接続kintoneユーザーのパスワード」を設定します。
レコードをセットする先のアプリ管理アプリを指定します。
このアプリも Customine へ登録しておく必要があります。
アプリ管理アプリのあるドメインを選択します。
このドメインに対して Customine の契約が必要です。
アプリ一覧情報の取得や、アプリ管理アプリへのアクセスをどのユーザーのアカウントで行うかを指定します。このユーザーから見える範囲のアプリ情報のみが更新対象になります。
このユーザーはcybozu.com共通管理者である必要があります。また、アプリ管理アプリに対してレコード閲覧、追加、編集の権限が必要です。
条件 | 発生有無 |
---|---|
「レコード1行が準備できた時」 | 発生しません |
「レコード全行が準備できた時」 | 発生しません |
アプリ管理アプリのレコードには、アプリ管理アプリ自身を表すレコードも含まれることになります。このレコードに記録される「レコード数」の情報は、「アプリ管理アプリのレコードを更新する」を実行する前のレコード数が入ります。「アプリ管理アプリのレコードを更新する」によって追加されたレコードの分はカウントされません。
「アプリ管理アプリのレコードを更新する」は kintone の非公開 API を使用しています。そのため、将来その非公開 API の仕様が変更になった場合、「アプリ管理アプリのレコードを更新する」が正しく動作しなくなる可能性があります。
Basic認証には対応していません。
アプリ管理アプリがゲストスペースにある場合には対応していません。