カスタマイズ

日時から時刻を除去する

概要

日時から時刻部分を除去して日付のみにします。結果は他のアクションから参照できます。

使い方

計算結果を別のフィールドに入れたい場合、「セット先フィールド(省略可)」パラメーターにそのフィールドを選択します。

計算結果をすぐフィールドに入れるのではなく、他のアクションで使いたい場合は式を利用します。

「日時から時刻を除去する」をセットしたアクションを実行すると、アクションの結果としてその日付が内部に保存されます。保存された日付は、式を使用して、「=$1」などで取得できます。

日時はログインユーザーのタイムゾーンで解釈されます。

例)計算結果の時刻を、他のアクション(「レコードを追加する」)で使用する例

  1. 「日時から時刻を除去する」を設置します。アクション番号が1番だったとします。
  2. レコードを追加する」の「マッピング」で、セットしたい日付フィールドに対して「=$1」と入れます。 (「日時から時刻を除去する」のアクション番号が2番だったら、「=$2」とします)

設定するパラメーター

「日時」「セット先フィールド(省略可)」を設定します。

日時

日時を入力します。

日時フィールドの値を参照したい場合

=日時_1

のように、「=」をつけてフィールドコードで参照してください。

空の値や時刻として解釈できない値の場合、実行時にエラーが発生します。

セット先フィールド(省略可)

計算結果を他のフィールドにセットする場合に指定します。直接フィールドにはセットせず、計算結果を別のアクションで使用したい場合は、省略できます。

テーブル内のフィールドを指定した場合、特別な場合(*1)を除き、テーブル内のすべての行が処理されます。

(*1) 条件側で、「フィールドの値を編集して値が変わった時」のように、テーブル行を限定するように条件が入っている場合は、対象の行だけ処理されます。

選択可能なフィールドタイプは以下の通りです。

  • 文字列(1行)
  • 文字列(複数行)
  • リッチエディター
  • 日付

krewSheet 対応状況

対応しています。

ただし、「セット先フィールド(省略可)」に以下の制限があります。

  • ルックアップでコピーされるフィールドにはセットできません。
  • 以下のフィールドは「レコードを保存する直前(削除時は除く)」のようにレコード保存のタイミングのみでセット可能です。やや専門的になりますが、より詳しく知りたい方は krewSheet のドキュメント も参考にしてください。
    • krewSheet の表示列に含まれていないフィールド
    • krewSheet で読み取り専用に設定されているフィールド
    • リッチエディターフィールド