デバイス(パソコン、スマートフォン)に装着されているカメラを起動し、QRコードの読み取りを開始します。
「QRコード読み取りを開始する」がセットされたアクションを実行すると、「カメラ映像表示場所」に指定された位置にカメラ映像が表示されて、QRコードの読み取りモードが始まります。
読み取りモード中のカメラ映像内にQRコードが映りコードが認識されると、「結果をセットするフィールド」に認識したコードの値をセットし、QR読み取りモードを終了します。
アクションは、コードが認識された時点で完了になり、認識されたコードがアクションの結果となります。カメラが起動した時点ではまだアクション完了していないのでご注意ください。また、「QRコード読み取りを中止する」で読み取りモードを中止した場合も、中止した時点で「QRコード読み取りを開始する」のアクションが完了します。
QRコードを正常に認識できたタイミングで何か別のアクションを実行したい場合は、条件「QRコードを認識した時」を使います。
認識したコードは、アクションの結果を参照する式「=$1」などで取得できます。
カメラが搭載されていてブラウザーから制御できるようになっているものであれば、PC、スマートフォンのどちらでも動作します。
「カメラ映像表示場所」「カメラ映像表示場所の高さ(ピクセル)」「結果をセットするフィールド(省略可)」を設定します。
カメラ映像を表示する場所を選択します。
この数字を大きくすると、画面に表示されるカメラ映像の領域が大きくなります。
カメラ映像は大きいほど認識の精度があがります。
横幅は自動で決まります。
読み取った値をフィールドにセットする場合に指定します。直接フィールドにはセットせず、結果を別のアクションで使用したい場合は、省略できます。
選択できるフィールドタイプは以下の通りです。
テーブル内のフィールドは選択できません。
一覧画面で使用すると実行時にエラーになります。一覧画面で使用する場合は選択しないでください。
ブラウザーに対してカメラの使用を許可する必要があります。どのタイミングで許可を求められるかは、ブラウザーやデバイス(パソコン、スマートフォン)の仕様や設定によります。
すでにQRコード読み取りモードになっている状態で再度「QRコード読み取りを開始する」を実行してもエラーにはなりません。この場合、「カメラ映像表示場所」「カメラ映像表示場所の高さ(ピクセル)」「結果をセットするフィールド(省略可)」は元の設定が維持され、後から実行された方の設定は無視されます。
「レコード詳細画面の上側」は一覧画面では使えません。
「一覧画面メニューの右側」「一覧画面メニューの下側」は一覧画面以外では使えません。
スマートフォン版アプリでは「一覧画面メニューの右側」には対応していません。
Internet Explorer 11 には対応していません。
カメラが付いていないPCには対応していません。
カメラが2台以上ある場合、ブラウザーがデフォルトと認識しているカメラのみが使用可能です。2台目以降のカメラに切り替えることはできません。