カスタマイズ

レコード内の条件に合う行のフィールド値を区切り文字で結合する

概要

事前に取得したレコードのうち指定された条件を満たすレコードを対象に、指定したフィールドの値を結合して、1つの文字列にします。結合した結果は別のアクションで使用することができます。

使い方

設定するパラメーター

「レコード選択アクション」「結合するフィールド」「区切り文字」「空の値を結合対象にするかどうか」「条件判定フィールド」「条件」「比較値」「結果をセットするフィールド(省略可)」「条件に合うレコードがなかった場合」を設定します。

レコード選択アクション

アクションの一覧から、処理対象のレコードを取得したアクションを選択します。

結合するフィールド

結合したい値を持つテーブル内フィールドを選択します。以下のフィールドタイプが選択可能です。

  • 文字列(1行)
  • 数値
  • 計算
  • ドロップダウン
  • リンク
  • 日付
  • 時刻
  • 日時
  • ルックアップ(文字列)
  • レコード番号
  • 作成日時
  • 更新日時
  • ステータス

区切り文字

区切り文字を指定します。省略可能で、省略した場合は区切りなしで結合されます。

改行で区切りたい場合は、式を使用して以下のように記述します。

= "\n"

空の値を結合対象にするかどうか

「空の値も結合対象にする」の場合、例えば「A」「(空)」「B」を区切り文字「,」で結合すると「A,,B」になります。

「空の値は結合対象にしない」の場合、例えば「A」「(空)」「B」を区切り文字「,」で結合すると「A,B」になります。

条件判定フィールド

アプリのフィールドから、条件判定に使用するフィールドを選択します。 テーブル内のフィールドは指定できません。

条件

「条件」は以下の選択肢から選択します。

比較値

「比較値」は、フィールド値と比較する値を設定します。 比較値には以下のいずれかの値を指定することができます。

結果をセットするフィールド(省略可)

結合結果を他のフィールドにセットする場合に指定します。直接フィールドにはセットせず、結果を別のアクションで使用したい場合は、省略できます。

以下のフィールドタイプが選択可能です。テーブル内のフィールドは選択できません。

  • 文字列(1行)
  • 文字列(複数行)
  • リッチエディター

条件に合うレコードがなかった場合

テーブルに行が1つもなかった場合の動きを選択します。選択に応じて、テーブルに行が1つもなかった場合の「結果をセットするフィールド」に入れる値、およびアクションの結果値が以下のようになります。

パラメーター値 「結果をセットするフィールド」に入れる値 アクションの結果
何もセットしない フィールドの値は変更しない undefined
空白をセット 値がクリアされる undefined

もともと「レコード選択アクション」の結果にレコードが1つもなかった場合も「条件に合うレコードがなかった」とみなされてここで選択した動きになります。