カスタマイズ

電話番号をフォーマットする

概要

電話番号を所定の書式に変換した文字列を作成します。

使い方

電話番号の元データは、式を使用して、フィールドや他のアクションの結果を参照することができます。

フォーマットした結果を別のフィールドに入れたい場合、「セット先フィールド(省略可)」パラメーターにそのフィールドを選択します。

フォーマットした結果をすぐフィールドに入れるのではなく、他のアクションで使いたい場合は数式を利用します。

変換してできた文字列は、アクションの結果としてセットされます。

結果を取り出したい場合は、式を使用して、他のアクションで、このアクションを参照するようにします。

例えば「電話番号をフォーマットする」アクションが1番だった場合、「フィールドに値をセットする」の「値」パラメーターなどで

=$1

のように指定すると、取り出すことができます。

設定するパラメーター

「電話番号」「書式」「国番号または地域コード」「セット先フィールド(省略可)」を指定します。

電話番号

変換前の電話番号を指定します。

他のフィールドの値を参照したい場合

=文字列_1行_2

のように、「=」をつけてフィールドコードで参照してください。

書式

変換後の書式の種類を選択します。

  • 国内 … 日本であれば 090-0000-0000、米国の場合は (201) 000-0000 というようにその国固有の書式となります。
  • 国内(数字のみ) … 「国内」の形式からハイフンやカッコなど数字ではない記号を取り除いた形になります。
  • 国際 … 国際電話の標準形式になります。先頭に +国番号がつきます。日本であれば +81 90-0000-0000 といった形式になります。
  • E.164 … E.164 という国際規格に沿った書式です。+919000000000 といった形式になります。

国番号または地域コード

「電話番号」で指定した番号に国番号が入っていない場合に、どの国の電話番号として解釈するかを指定します。

日本ならば JP、米国ならば US のように指定します。または、日本ならば 81 のように国際電話の国番号で指定することも可能です。

セット先フィールド(省略可)

フォーマット結果を他のフィールドにセットする場合に指定します。直接フィールドにはセットせず、結果を別のアクションで使用したい場合は、省略できます。

テーブル内のフィールドを指定した場合、特別な場合(*1)を除き、テーブル内のすべての行にセットされます。

(*1) 条件側で、「フィールドの値を編集して値が変わった時」のように、テーブル行を限定するように条件が入っている場合は、対象の行だけにセットされます。

krewSheet 対応状況

対応しています。

ただし、「セット先フィールド(省略可)」に以下の制限があります。

  • ルックアップでコピーされるフィールドにはセットできません。
  • 以下のフィールドは「レコードを保存する直前(削除時は除く)」のようにレコード保存のタイミングのみでセット可能です。やや専門的になりますが、より詳しく知りたい方は krewSheet のドキュメント も参考にしてください。
    • krewSheet の表示列に含まれていないフィールド
    • krewSheet で読み取り専用に設定されているフィールド
    • リッチエディターフィールド

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