count 関数

説明

引数として配列または文字列を受け取って、配列の場合は要素数、文字列の場合は文字数を返します。配列の場合、要素の値が空でもカウントに含まれます。配列に要素が1つもない場合はゼロを返します。

引数に配列でも文字列でもないものを指定した場合、値が空の場合はゼロ、値がある場合は1を返します。

文字列の文字数を返す場合、全角文字や絵文字も1文字とカウントします。

JavaScript の .length と似ていますが、JavaScript の .length は絵文字を2文字とカウントする点が異なります。どちらかというと Python の len 関数に近い動きになります。

使用例

以下の例は値 3 を返します。

= count(['A', 'B', 'C'])

以下の例は、ユーザー選択フィールド内で選択されたユーザー数を返します。

= count(ユーザー選択)

以下の例はテーブルの行数を返します。

= count(Table)

以下の例は文字数 12 を返します。

= count("Customine応用編")

旧バージョンとの動作の違いについて

引数に文字列を渡した場合の動作が、バージョン 1.137(2021年6月24日リリース)以前とバージョン 1.138(2021年7月5日リリース)以降で変更されています。

バージョン 1.137(2021年6月24日リリース)以前のバージョンでは、文字列が空ならば0、空でないならば1を返していました。

バージョン 1.138(2021年7月5日リリース)以降では、本ドキュメントで記載されている通り、文字数を返します。

制限事項

  • Internet Explorer 11 では、文字列タイプの引数に対応していません。

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