引数として複数の条件を指定し、指定した条件が全て真の時は真を返し、そうでなければ偽を返します。
条件は引数で1つずつ指定する方法と、配列で指定する方法があります。配列で指定した場合、2つ目以降の引数は無視されます。
条件はいくつでも指定できます。
条件を一つも指定しなかった場合は、真が返ります。
以下の例は、「年が4で割り切れる、かつ2月で日が29日」の場合に真を返し、それ以外の場合は偽を返します。
= and(年 % 4 = 0, 月 = 2, 日 = 29)
上記の例と同じことを、配列で指定すると以下のようになります。
= and([年 % 4 = 0, 月 = 2, 日 = 29])
and 関数は if 関数の1つ目の引数としても使用できます。以下の例は、国が日本でかつ性別が女性であれば「対象」という文字列を返し、それ以外の場合は「対象外」という文字列を返します。
= if(and(国 = "日本", 性別 = "女性"), "対象", "対象外")
配列での指定方法は、テーブルや複数選択タイプのフィールドと組み合わせる際にも使用できます。以下の例は、フィールドコードが「Table」のテーブル内で、全ての行について「判定」フィールドの値が “A” であれば真になります。
= and(Table.判定 = "A")