Job Runner

時刻が指定範囲に入るならば

概要

指定された時刻が一定の時間範囲内に入っているかどうかチェックします。

使い方

この条件は他の「いつ実行するか」系の条件と組み合わせて使用します。

ある時刻が「開始時刻」~「終了時刻」の間に入っている場合だけアクションを実行するように設定できます。

設定するパラメーター

「チェックする時刻」「開始時刻」「終了時刻」「日付込みでチェックするか」を設定します。時刻はいずれも値を空にすることはできません。

「チェックする日付」が、「開始時刻」~「終了時刻」の間に入っていれば、条件が満たされます。「チェックする時刻」が、「開始時刻」または「終了時刻」と等しい場合も条件は満たされます。

チェックする時刻

比較対象の時刻データを入力します。

時刻フィールドや日時フィールドの値を参照したい場合

=時刻_2

のように、「=」をつけてフィールドコードで参照してください。

日付フィールドと時刻フィールドを組み合わせることも可能です。その場合は

=日付_1 & " " & 時刻_1

のように空白を挟んで結合するように指定します。この場合の時刻は、「タイムゾーンをセットする」で設定したタイムゾーンに基づいたものとなります。「タイムゾーンをセットする」を行っていない場合は日本時間になります。

現在の時刻を指定したい場合は

=now()

と入力します。

開始時刻

開始時刻を入力します。

時刻フィールドや日時フィールドの値を参照したい場合の入力方法は「チェックする時刻」と同様です。

終了時刻

終了時刻を入力します。

時刻フィールドや日時フィールドの値を参照したい場合の入力方法は「チェックする時刻」と同様です。

日付込みでチェックするか

チェックする時刻や開始時刻、終了時刻に日付が含まれる場合に、日付を含めて範囲をチェックするかどうかを指定します。

「日付は無視して時刻部分のみ比較」の場合、チェックする時刻、開始時刻、終了時刻に日付が含まれていても、日付部分は除去して時刻部分だけで比較します。

例えばチェックする時刻が「2019-11-17 10:00」、開始時刻が「2019-11-18 08:00」、終了時刻が「2019-11-20 18:00」の場合、「日付を含めて比較」の場合は範囲外と判定されますが、「日付は無視して時刻部分のみ比較」の場合、「10:00」「08:00~18:00」でチェックしますので、範囲内となり条件は満たされます。

「日付を含めて比較」の場合、チェックする時刻、開始時刻、終了時刻のそれぞれに日付が含まれるか否かによってチェック方法が変わります。

  • 「日付は無視して時刻部分のみ比較」
    ⇒ チェックする時刻、開始時刻、終了時刻に含まれる日付はすべて無視して時刻部分のみで比較
  • 「日付を含めて比較」
    • チェックする時刻、開始時刻、終了時刻すべてに日付が含まれる場合
      ⇒ 日付を含めて比較
    • チェックする時刻に日付が含まれ、開始時刻、終了時刻すべてに日付が含まれない場合
      ⇒ 時刻部分のみ比較
    • チェックする時刻に日付が含まれ、開始時刻、終了時刻の片方だけに日付が含まれる場合
      ⇒ 開始時刻、終了時刻の日付が含まれないほうをもう片方と同じ日付とみなす
    • チェックする時刻に日付が含まれない場合
      ⇒ 開始時刻、終了時刻の日付部分は無視して、時刻のみで比較

開始時刻が終了時刻より未来になっている場合は注意が必要です。

  • 「日付は無視して時刻部分のみ比較」は「終了時刻<チェックする時刻<開始時刻」であれば条件は満たされないと判定されます。
    • 例えば開始時刻が「23:00」、終了時刻が「01:00」のような日付をまたぐような時間範囲を想定しています。 この例の場合、「00:00~01:00」はOK(条件は満たされる)、「01:01~22:59」はNG(条件は満たされない)、「23:00~23:59」はOK、となります。
  • 「日付を含めて比較」の場合、常にNG(条件は満たされない)になります。

条件の反転

この条件を反転すると「時刻が指定範囲に入らないならば」に変わります。

制限事項

  • 比較できるのは秒までです。ミリ秒以下は切り捨てられます。