指定された選択フィールドで選択されている値のすべてが、複数の値のいずれかに一致する場合に条件が満たされます。
指定されたレコードのうち、指定された条件を満たすものが1行以上あるかどうかを判定します。条件を満たすものが1行以上ある場合、条件を満たすレコードに限定してアクションを実行します。条件を満たすレコードが1行もなかった場合はアクションは実行されません。
この条件を別の表現で言うと、「フィールドで選択されている値の集合をA、比較値の集合をBとするとき、A⊂B」と言い換えることができます。
例えば、比較値が X,Y,Z という3つの値だったとして、条件の判定は以下のようになります。
フィールド値が空だった場合は、比較値に関わらず条件は満たされたことになります。
この条件を設定したアクション、および後続のアクションは、「レコード」で指定したアクション番号のレコードを取得すると、この条件で限定された行のみが取得されるようになります。
「レコード」「フィールド」「比較値」を設定します。
比較したいフィールドを持ったレコードを取得したアクションを選択します。
このレコードが1行もない場合、条件が反転されているかどうかにかかわらず、アクションは実行されません。つまり、レコードが1行もない場合は、「フィールドの全ての選択値が指定の値のいずれかと等しいならば」も「フィールドの選択値のうち指定の値のいずれとも等しくないものがあるならば」のどちらの場合でもアクションは実行されません。
チェックするフィールドを選択します。
選択可能なフィールドタイプは以下の通りです。
テーブル内のフィールドは選択できません。
比較したい値をカンマ区切りで指定します。
前後のスペースは無視され、全角半角、大文字小文字は区別されません。
ユーザー選択と比較したい場合はログイン名、組織選択と比較したい場合は組織コード、グループ選択と比較したい場合はグループコードで指定してください。
式を用いて複数選択フィールドやチェックボックスの値を指定することも可能です。この場合、フィールドの選択肢すべてではなくて、現在選択されている値になることに注意してください。例えば以下の式の場合、「フィールド」で指定したフィールドの値が、「複数選択_1」フィールドで選択されている値のいずれかに一致した場合に条件が満たされます。
= 複数選択_1
式を用いて指定する場合、配列形式での指定も可能です。
= [通知日_1, 通知日_2, 終了日]
この条件を反転すると「フィールドの選択値のうち指定の値のいずれとも等しくないものがあるならば」に変わります。
「フィールドの選択値のうち指定の値のいずれとも等しくないものがあるならば」は、フィールドの選択値のうちどれか1つが比較値のいずれとも一致しない、というレコードが1行以上ある場合に、そのレコードに限定してアクションを実行します。