指定フィールドの値が複数の値のいずれかに一致する場合に条件が満たされます。
指定されたレコードのうち、指定された条件を満たすものが1行以上あるかどうかを判定します。条件を満たすものが1行以上ある場合、条件を満たすレコードに限定してアクションを実行します。条件を満たすレコードが1行もなかった場合はアクションは実行されません。
この条件を設定したアクション、および後続のアクションは、「レコード」で指定したアクション番号のレコードを取得すると、この条件で限定された行のみが取得されるようになります。
「レコード」「フィールド」「比較値」を設定します。
比較したいフィールドを持ったレコードを取得したアクションを選択します。
このレコードが1行もない場合、条件が反転されているかどうかにかかわらず、アクションは実行されません。つまり、レコードが1行もない場合は、「フィールドの値が指定の値のいずれかと等しいならば」も「フィールドの値が指定の値のいずれとも等しくないならば」のどちらの場合でもアクションは実行されません。
チェックするフィールドを選択します。
以下のフィールドタイプは選択できません。
テーブル内のフィールドは選択できません。
比較したい値をカンマ区切りで指定します。
一致するかどうかの比較は、「フィールド値が特定の値ならば」の「等しい」条件と同じ判定方法になります。前後のスペースは無視され、全角半角、大文字小文字は区別されません。
例えば
府中,中山,京都,阪神
と指定した場合、フィールド値が「府中」「中山」「京都」または「阪神」のいずれかであれば条件が満たされます。
比較値に空の値を含めたい場合は、以下のようにカンマの後に何も指定しない項目を作ることで可能です。以下の例では、フィールド値が「なし」または空の場合に条件が満たされます。
なし,
式を用いて複数選択フィールドやチェックボックスの値を指定することも可能です。この場合、フィールドの選択肢すべてではなくて、現在選択されている値になることに注意してください。例えば以下の式の場合、「フィールド」で指定したフィールドの値が、「複数選択_1」フィールドで選択されている値のいずれかに一致した場合に条件が満たされます。
= 複数選択_1
式を用いて指定する場合、配列形式での指定も可能です。
= [通知日_1, 通知日_2, 終了日]
この条件を反転すると「フィールドの値が指定の値のいずれとも等しくないならば」に変わります。
「フィールドの値が指定の値のいずれとも等しくないならば」は、指定したレコードのうち、フィールドがいずれの値と一致しないものが1行以上ある場合に、そのレコードに限定してアクションを実行します。