指定レコードの中から、指定された条件に合致するレコードを取り出します。
対象となるレコードは事前に「全レコードを取得する」や「キーを指定してレコードを取得する」などを使用したアクションで取得するように設定しておきます。
「取得したレコードを絞り込む」で絞り込んだ結果は、この「やること」を設置したアクションの結果として、別のアクションで使用できます。
「取得したレコードを絞り込む」したアクションを「レコード1行が準備できた時」で次のアクションへつなぐと、絞り込みに合致したレコード1行毎にアクションを実行することができます。この場合、条件に合致するレコードがなければ次のアクションは実行されません。
絞り込んだレコードをまとめて処理したい場合は「レコード全行が準備できた時」または「他のアクションの実行が完了した時」でつなぎます。「レコード全行が準備できた時」でつないだ場合、合致するレコードがなければ次のアクションは実行されません。「他のアクションの実行が完了した時」の場合は合致するレコードがなくても実行されます。
「元のレコード」はこのアクションによって変化しません。例えば、
と設定した場合、アクション1の結果($1)を参照するとすべてのレコードが得られ、アクション2の結果($2)を参照すると、絞り込んだ後のレコードが得られます。
複数の条件を「かつ(AND)」で組み合わせたい場合は、「取得したレコードを絞り込む」の結果をさらに別の「取得したレコードを絞り込む」につなげていきます。「または(OR)」でつなぐことはできません。
「レコード」「条件になるフィールド」「条件」「比較値」を設定します。
絞り込む前のレコードを取得したアクションを選択します。
自分自身は選べません。
絞り込みの条件になるフィールドを「絞り込む前のレコード」のもとになったアプリから選択します。
以下のフィールドは、選択できません。
「等しい」「大きい」などの比較方法を選択します。
「比較値」は、フィールド値と比較する値を設定します。比較値には以下のいずれかの値を指定することができます。
「条件になるフィールド」としてテーブル内のフィールドを指定した場合、次のような動作になります。
条件 | 発生有無 |
---|---|
「レコード1行が準備できた時」 | 発生します |
「レコード全行が準備できた時」 | 発生します |
絞り込み条件に合致するレコードが1行もなかった場合はどちらも発生しません。