Stripe のチェックアウトセッションを作成します。
チェックアウトセッションは支払いリンクと似ていますが、一回だけ有効で、一度そのセッションから決済すると URL は自動的に無効になります。決済せずに24時間経過した場合も自動的に無効になります。
事前に Stripe の API キーを発行しておきます。Stripe には初めから用意された「標準キー」というものがありますが、これらは使用せず「制限付きのキー」を発行してください。手順の詳細はStripe のサイト をご覧ください。これは Customine ではなく Stripe の画面での設定になります。
Stripe 側で事前に商品データを登録しておく必要はありません。Customine の「Stripe のチェックアウトセッションを作成する」が自動的に Stripe に商品を登録します。逆に、事前に Stripe に登録済みの商品を kintone のレコードと紐付けたい場合は、Stripe の商品にメタデータを追加し、product_code
というキーで商品コードをセットしておいてください。
この「やること」を実行すると、Stripe 上に商品、価格データを登録し、チェックアウトセッションを作成します。
「明細マッピング」にて「商品コード」を指定している場合、Stripe 側にその商品コードの商品が登録済みであれば、Stripe 上の商品データを更新します。そうでない場合は Stripe 上に新たな商品データを追加します。
このアクションを実行し、Stripe 上にチェックアウトセッションが作成されると、アクションの結果としてチェックアウトセッションのIDとURLの組み合わせがセットされます。例えば「Stripe のチェックアウトセッションを作成する」を実行したアクションが1番で、チェックアウトセッションの ID を取り出したい場合は、以下のような式を記述します。
= $1.id
同様に、URL を取り出したい場合は以下のように記述します。商品購入者にはこの URL を伝えることになります。
= $1.url
「Stripe APIキー」「明細になるレコード」「明細マッピング」「通貨単位」「成功URL」を設定します。
事前に発行しておいた API キーを指定します。
Stripe の API キーには「標準キーの公開可能キー」「標準キーのシークレットキー」「制限付きのキー」という3種類のキーがありますが、「制限付きのキー」を使用してください。
この API キーには以下の権限が必要です。
商品・サービス1つにつき1レコードになるように、レコードを指定します。1つのチェックアウトセッション内に、このレコードの行数分だけ商品明細が作成されます。
このレコードは最低1行以上を含む必要があります。空の場合は実行時にエラーになります。
明細の詳細情報をマッピング形式で入力します。
マッピングでは式が使用できます。マッピング中の式でフィールドコードを指定した場合は、そのフィールドは「明細になるレコード」のフィールドになります。
以下の要素にマッピングを行います。
= 添付ファイルフィールド[1]
とします。式では番号をゼロからカウントしますので、2番目であれば1を指定します。
通貨単位を選択します。円、ドル、ユーロが選択できます。それ以外の通貨には対応していません。
この通貨単位としてドル、ユーロを指定する場合、明細マッピングで単価の単位に注意してください。
購入者の支払い処理が成功した後に遷移する画面です。
一般的には「お支払いありがとうございました」のようなメッセージを表示する画面を事前に作成しておき、そのページを指定します。「Stripe の支払いリンクを作成する」の場合は Stripe がこのページを用意してくれていますが、チェックアウトセッションの場合はご自分で用意していただく必要があります。