Microsoft Teams のチームにメッセージを投稿します。
事前に Microsoft Teams のチーム設定で、送信先チャネルに「Incoming Webhook」コネクタを設定しておきます。
「Webhook URL」「タイトル」「メッセージ」「メンション」を設定します。
Microsoft Teams の Incoming Webhook コネクタで作成した URL を指定します。
Job Runner の kintone Webhook カスタマイズから作成する URL ではありませんので注意してください。
メッセージにつけるタイトルを設定します。省略可能です。
Microsoft Teams に送信するメッセージを入力します。このメッセージが Microsoft Teams 内でチャットメッセージとして表示されます。
式を使用する場合は ${式} を使用します。
Microsoft Teams の仕様で、このメッセージは markdown と呼ばれる特殊な記法を用いて書く必要があります。1段落程度の短い文章であれば、特に記法について知らなくても通常の文章で構いません。ただし、文章の途中で改行したい場合には注意が必要です。markdown 記法では段落途中の改行は削除されて空白に変換されます。
このように文章のや段落の途中で改行しても、
チャットメッセージ上では改行せずにつながって表示されます。
このように、1行空けて改行すると、
チャットメッセージ上でも改行されます。
メッセージにメンション(宛先)を追加したい場合に指定します。メンションが必要ない場合は省略可能です。
指定する場合、IDと表示名をカンマで区切って指定します。複数人にメンションする場合は1人1行で指定します。${式}が使えます。
IDは2通りの指定方法があります。
通常の組織所属ユーザーの場合、UPN は基本的に Microsoft 365 のメールアドレスになります。チームにゲスト参加しているユーザーにメンションする場合は注意が必要です。ゲストの場合、UPN が純粋なメールアドレスではなく、“xxxx_r3it.com#EXT#@yyyy.onmicrosoft.com” のような形になります。実際の UPN は Microsoft Entra で確認してください。
指定したメンションは、特にメッセージ本文中に埋め込まなくても、メッセージ冒頭にセットされます。
(指定例) IDをメールアドレスで2人指定
xxxx@r3it.com, オオタニさん
yyyy@r3it.com, ヤマモトさん
(指定例) IDをオブジェクトIDで指定
c1234567-aaaa-bbbb-cccc-123123123123, 管理者様
(指定例) フィールドにIDと表示名が入っている場合
${ユーザーID}, ${ユーザー名}