or 関数

説明

引数として複数の条件を指定し、条件のうち少なくとも1つが真になる場合は真を返し、そうでなければ偽を返します。

条件は引数で1つずつ指定する方法と、配列で指定する方法があります。配列で指定した場合、2つ目以降の引数は無視されます。

条件はいくつでも指定できます。

条件を一つも指定しなかった場合は、偽が返ります。

使用例

以下の例は、月が 4,6,9,11 のいずれかであった場合に真を返し、いずれでもなかった場合に偽を返します。

= or(月=4, 月=6, 月=9, 月=11)

上記の例と同じことを、配列で指定すると以下のようになります。

= or([月=4, 月=6, 月=9, 月=11])

同じことはこのように書くこともできます。この書き方の場合、左辺と右辺が逆だとうまくいかないので注意してください。

= or([4, 6, 9, 11] = 月)

or 関数は if 関数の1つ目の引数としても使用できます。以下の例は、都道府県が東京、大阪、愛知のいずれかであれば「対象」という文字列を返し、それ以外の場合は「対象外」という文字列を返します。

= if(or(都道府県 = "東京", 都道府県 = "大阪", 都道府県 = "愛知"), "対象", "対象外")

配列での指定方法は、テーブルや複数選択タイプのフィールドと組み合わせる際にも使用できます。以下の例は、「チェックボックス」フィールドで「その他」が選択されていれば真になります。

= or(チェックボックス = "その他")