ユーザーが指定の役職を持つ場合に条件が満たされます。
この条件を使用する前に、「ログインユーザーの所属組織を取得する」または「選択されているユーザーの所属組織を取得する」で所属組織を取得しておきます。
「ログインユーザーの所属組織を取得する」や「選択されているユーザーの所属組織を取得する」は一瞬では終わらず、完了までに少し時間がかかることに注意してください。そのため、確実に判定するには「他のアクションの実行が完了した時」でアクションが完了するのを待つ必要があります。
そして、この条件を他の「いつ実行するか」系の条件と組み合わせて使用します。
例えば「一覧画面を表示時に、かつ、現在のユーザーの役職が次長ならば」という条件を指定したい場合、以下のようにします。
※ 「一覧画面を表示した時」など「~画面を表示した時」の条件と「指定の役職ならば」を組み合わせるとエラーになります。「一覧画面を表示した時」の段階では、「ログインユーザーの所属組織を取得する」が完了していないためです。
「ログインユーザーの所属組織を取得する」や「選択されているユーザーの所属組織を取得する」が複数の組織を取得している場合、そのうちどれか1つの組織で指定の役職を持っていれば条件は満たされたことになります。
例えばログインユーザーが組織A,Bという2つの組織に所属していて、組織Aでは役職が一般社員、組織Bでは施設長だったとします。このとき、「指定の役職ならば」の「役職コード」で施設長を指定していれば、組織Bで施設長になっているのでこの条件は満たされることになります。
逆に、「指定の役職ならば」で条件が満たされた場合でも、その役職がどの組織での役職かを判別することはできません。
「ユーザーが所属している組織」に「選択されているユーザーの所属組織を取得する」を指定していて、選択されているユーザーが複数いた場合も注意が必要です。この場合、複数ユーザーの中に1人でも指定の役職を持っていれば条件は満たされます。
「ユーザーが所属している組織」「役職コード」を指定します。
「ログインユーザーの所属組織を取得する」または「選択されているユーザーの所属組織を取得する」をセットしたアクションを選択します。
「ログインユーザーの優先する組織を取得する」は選択できません。
役職コードを入力します。役職名ではありません。
役職コードはcybozu.com共通管理画面の「役職の設定」画面で確認できます。
この条件を反転すると「指定の役職でないならば」に変わります。
組織と役職の組み合わせで判定を行うことはできません。
複数の役職を判定することはできません。
「ログインユーザーの優先する組織を取得する」から所属を判定することはできません。