カスタマイズ

カレンダーPlusで日付や時刻を選択した時

概要

カレンダーPlusの画面上で日付や時刻をクリックしたりドラッグして選択した時にアクションを実行します。

使い方

カレンダーPlusの画面で、カレンダー内のイベントレコードが表示されていない個所をクリックしたりドラッグしたりすると、通常はレコードタイトル入力からレコード新規作成の流れになります。「カレンダーPlusで日付や時刻を選択した時」を用いると、この流れに割り込んで、別の処理を行うことができます。

条件発動時、そのクリック・ドラッグで選択した時間範囲が、「処理対象レコード」のフィールドにセットされた状態になります。例えば、カレンダーPlusのプラグイン設定で開始時刻を「日時_1」フィールドに設定している場合、この条件に付けた「やること」の式やフィールドマッピングで

= 日時_1

とすると、選択した開始時刻を参照することができます。

設定するパラメーター

「後続の動作」を設定します。

後続の動作

日付や時刻をクリック・ドラッグして選択した際のカレンダーPlus標準の動作をキャンセルするかどうかを選択します。

「カレンダーPlus標準の動作」は、プラグイン設定によって変わります。プラグイン設定で「予定追加時の動作設定」の「kintone標準のレコード追加画面を直接表示」がオンになっている場合、このレコード追加画面への遷移となり、オフの場合はレコードタイトル入力からレコード新規作成の流れになります。

「カレンダーPlus標準の動作をキャンセルする」を選択すると、上記の標準動作をキャンセルします。カレンダーPlusの代わりに、Customineの「レコードを追加する」等でイベントレコード追加動作を行いたい場合は、こちらを選びます。

「カレンダーPlus標準の動作をそのまま行う」を選択した場合は、カレンダーPlus標準の動作をそのまま行います。動作はカレンダーPlusに任せつつ、他の処理を挟みたい場合に使用します。

複数のアクションで「カレンダーPlus標準の動作をキャンセルする」条件と「カレンダーPlus標準の動作をそのまま行う」条件が同時に発生した場合、どちらのアクションでも標準動作はキャンセルされます。

アクションに追加の条件(「~~ならば」)がついていて、「カレンダーPlusで日付や時刻を選択した時」は発動したが追加の条件は満たされずにアクションが実行されなかった場合、「後続の動作」の設定に関わらずカレンダーPlus標準の動作は実行されます。

制限事項

  • カレンダーPlusバージョンVer.13.0以降が必要です。Ver.12以下では条件は発動しません。