他のレコードに含まれるテーブル行を取得して、レコードのように操作できるようにします。
「テーブル行をレコードとして取得する」と似ていますが、「テーブル行をレコードとして取得する」はユーザーがレコード編集画面、詳細画面等で開いているレコード内から取得するのに対し、「他のレコード内のテーブルをレコードとして取得する」では他のアクションで取得したレコードから取得します。
取り出した行は、他の「やること」でレコードと同じように使うことができます。
例えば「レコードを書き出す」で他のアプリへ書き出したり、「レコードから重複を除去する」で重複行を除去して、更に他の「やること」へつなぐことができます。
「テーブルを含むレコード」「テーブル」「空の行を取得するかどうか」「複数レコードがある場合」を設定します。
どのレコードから取得するのかを指定します。そのレコードを取得したアクションを選択します。
ここで選んだレコード選択アクションで、レコードが1行も取得できていなかった場合、特にエラーにはならず、「他のレコード内のテーブルをレコードとして取得する」の取得結果も空(1行もない)になります。
逆に、レコードが2行以上含まれる場合の動きは、「複数レコードがある場合」パラメーターで決めます。
どのテーブルから取得するか、テーブルを選択します。
「空の行は取得しない」を選択すると、テーブル行が空の行は取得しません。
ここで「空の行」とは「全ての列(フィールド)がすべて空、未選択の状態」を言います。フィールドに初期値が設定されている場合、その初期値が入ったままの状態だと、空とはみなされませんので注意してください。ラジオボタンのように、未選択にすることができないフィールドが入っていると、空にはできませんので、必ず書き出されます。ただし、計算フィールドは値が入っていても無視されます。
「テーブルを含むレコード」内にレコードが2行以上あった場合にどうするかを選択します。
「最初の1行分だけ取得」の場合は、その中の1行目のレコードのみからテーブルが取得されます。2行目以降のレコードからは取得されません。
「すべてのレコードのテーブルを結合する」の場合、「テーブルを含むレコード」に入っているテーブルの行を全部足し合わせます。