アプリに設置されている関連レコード一覧のフィールド設定で指定されている検索条件と同じ条件でレコードを取得します。
事前にアプリに関連レコード一覧のフィールドを設定し、フィールドのパラメーターを設定しておきます。
アプリの画面に表示される関連レコード一覧とは以下の動きが異なります。
「関連レコード一覧フィールド」「最大取得件数」「自レコードも条件に一致した場合」を設定します。
関連レコード一覧フィールドを選択します。
取得件数を制限します。このパラメーター値を省略すると、検索条件に合致するレコードをすべて取得します。
合致するレコードの数が多いと、すべて取得するのは時間がかかります。そのような場合、このパラメーターを小さめの値にしておくと処理時間を短くすることができます。
ゼロ以下を指定するとエラーになります。
関連レコードフィールドの設定で、「参照するアプリ」に自分自身を設定している場合、条件によっては取得結果に現在開いているレコード自身(以下「自レコード」)が含まれる可能性があります。このように自レコードが条件に一致した場合にこのレコードを結果に含めるか含めないかを選択します。
「自レコードも含めて取得する」の場合、自レコードが条件に一致すれば、自レコードも取得結果に含めます。「自レコードも含めて取得する」でも、自レコードが条件に一致していない場合は、結果に自レコードは含まれません。
「自レコードは除外する」の場合、自レコードが条件に一致しても、取得結果に自レコードを含めません。
関連レコードフィールドの「参照するアプリ」が他アプリを参照している場合、「自レコードも条件に一致した場合」は特に意味を持ちませんので、どちらを選んでいても構いません。
レコード追加画面でまだそのレコードが保存されていない状態の場合、「自レコードも条件に一致した場合」を「自レコードも含めて取得する」にしていても、未保存の自レコードは取得されません。「レコードを保存した直後(削除後は除く)」のように保存後であれば取得されます。
関連レコードフィールドの設定で「表示するレコードの条件」に計算フィールドを用いている場合、その計算フィールドの表示形式によってはレコードを取得できない場合があります。具体的には、以下のように計算の精度に対して表示形式側の精度が落ちているケースが該当します。