他のアクションで取得したレコードをもとに、フィールドと連動するプルダウン(ドロップダウンメニュー)を作成します。
準備として、カスタマイズ対象のアプリに、プルダウンを配置するスペースフィールドと、プルダウンの値を保存するフィールドを設置します。
プルダウンの内容を定義するためのアプリを作成し、レコードを作成しておきます。
Customine のカスタマイズ設定で、「全レコードを取得する」などのレコードを取得するアクションで、 プルダウンの内容を定義するためのアプリからデータを取得します。
次に「フィールド値をレコードから選択するプルダウンを作成する」を配置し、あらかじめ用意したスペースフィールド、プルダウンの値を保存するフィールドなどを設定します。
商品を管理する「商品管理アプリ」があったとして、商品の分類を別のアプリで定義し、その分類コードを「商品管理アプリ」で選択したい、という場合を考えます。
「データ保存フィールド」「スペース」「ラベル」「レコード」「表示するフィールド」「値となるフィールド」を設定します。
選択したプルダウンの内容を保存するためのフィールドを選択します。
選択可能なフィールドタイプは「文字列 (1行)」のみとなります。
テーブル内のフィールドは選択することができません。
kintone アプリのフィールド設定でこのフィールドが必須に設定されていると、作成されたプルダウンにも必須マークがつきます。
プルダウンを表示するスペースを選択します。
プルダウンに表示するラベルを設定します。
プルダウンの内容となるレコードを取得したアクションを選択します。
上記の例では「全レコードを取得する」から取得していますが、 それ以外の取得方法、例えば「キーを指定してレコードを取得する」などで取得したものでも構いません。
プルダウンに表示するフィールドを指定します。 このフィールドはカスタマイズしている最中のアプリのフィールドではなく、取得したレコードの元アプリのフィールドになります。
例えば取得元のアプリが「○○コード」「○○名」で構成されているとして、データとしては「○○コード」を保存したいがプルダウンの表示上は「○○名」を表示したいような場合に、「○○名」の方を選択します。
選択可能なフィル―ルドのタイプは以下の通りです。
テーブル内のフィールドは選択することができません。
プルダウンから選択したときに「データ保存フィールド」に入れる値を持ったフィールドを選択します。 このフィールドはカスタマイズしている最中のアプリのフィールドではなく、取得したレコードの元アプリのフィールドになります。
例えば取得元のアプリが「○○コード」「○○名」で構成されているとして、プルダウンの表示上は「○○名」を表示するが「データ保存フィールド」には「○○コード」を保存したい場合、「○○コード」フィールドを選びます。
選択可能なフィールドのタイプは以下の通りです。
テーブル内のフィールドは選択することができません。
対応していません。
レコード詳細画面やレコード印刷画面で使用した場合、プルダウンにはならず、編集時に選択したプルダウンの「表示するフィールド」が表示されます。
このアクションをレコード編集画面やレコード追加画面で実行すると、 「データ保存フィールド」は編集不可になり、直接入力することができなくなります。 「フィールドを有効化する」で強制的に有効にすることは可能ですが、 その場合、「データ保存フィールド」を手入力しても、プルダウン側には反映されません。