ルックアップフィールドの値選択方法を、プルダウンからの選択に変更します。プルダウンは多段階にできます。
事前準備として、ルックアップフィールドの「コピー元のフィールド」の「値の重複を禁止する」することを推奨します。
「ルックアップの選択をプルダウンに変更する」がセットされたアクションを実行すると、指定されたルックアップフィールド入力方式がプルダウン方式に変更されます。
ルックアップコピー元アプリからレコードを取得するので、プルダウンに切り替わるまでに少しタイムラグが生じます。その際、kintone のルックアップフィールド設定の「絞り込みの初期設定」に基づいて絞り込みを行います。この絞り込みにより除外されるレコードは、プルダウンの選択項目に現れません。
プルダウンの項目並び順は、kintone のルックアップフィールド設定の「ソートの初期設定」に依存します。Customine 側の「選択肢となるフィールド」設定と、kintone 側の「ソートの初期設定」を合わせておくと概ね意図通りの並び順になります。
1つ目のプルダウンは「選択肢となるフィールド(1)」に基づき選択項目が作成されます。「選択肢となるフィールド(1)」をユーザーが選んだら、選んだ項目の値でレコードを絞り込んで、次の「選択肢となるフィールド(2)」に基く2つ目のプルダウンが作成されます。以下同様です。
最後の「選択肢となるフィールド(n)」プルダウンからユーザーが選択を行うと、そこで決まったレコードからルックアップフィールドに値を入れて、同時にルックアップの取得まで行います。最後の「選択肢となるフィールド(n)」を選んでもレコードが1つに決まらなかった場合はエラーが表示されます。このエラーが出ないようにするには、「選択肢となるフィールド(1)~(5)」の設定を考慮する際に、最後まで選べばレコードが1つに決まるような組み合わせになるように検討してください。
スマートフォン版画面でも動作します。
ユーザーがプルダウンの選択を変更すると、「プルダウンの選択を変更した時」が発動します。プルダウンが多段になっている場合、途中の段のプルダウン選択変更でも発動します。
「ルックアップ」「選択肢となるフィールド(1)~(5)」を設定します。
対象となるルックアップフィールドを選択します。
テーブル内にあるルックアップフィールドも選択可能です。テーブル内にあるルックアップフィールドを選択した場合、そのテーブルの全行でルックアップフィールドがプルダウンに変更されます。特定の行のみ変更することはできません。
ルックアップコピー元アプリから、プルダウンの選択肢となるフィールドを選択します。
(1)は必須ですが、(2)以降は省略可能です。
ルックアップコピー元のレコードが必ず1つに決まるように、この選択肢となるフィールドを組み合わせてください。
選択可能なフィールドタイプは以下の通りです。テーブル内のフィールドは選択できません。
対応していません。
最初にルックアップのコピー元からレコードを取得する関係上、取得するレコード数が極端に多いと、プルダウンに切り替わるまでに非常に時間がかかる場合があります。
ルックアップフィールドのコピー元アプリに、kintone接続設定で設定されているユーザーのアクセス権が無いと、ルックアップフィールドとして選択できませんのでご注意下さい。
「ルックアップの選択をプルダウンに変更する」でプルダウンを作成した後、対象のルックアップフィールドにカスタマイズから値をセットしても、プルダウンの選択状態が変化しません。このようなカスタマイズを行いたい場合、ルックアップフィールドに値をセットするアクションを行った後に、再度「ルックアップの選択をプルダウンに変更する」を行うように設定してください。
レコード追加画面、レコード編集画面のみに対応しています。レコード一覧画面のインライン編集(鉛筆アイコンを押して編集モードにした状態)には対応していません。
テーブル内のルックアップフィールドを対象にする場合、条件設定で一部の行のみをプルダウン化することはできません。全行が対象となります。
最後のプルダウンを選択してルックアップの値が決定しても、そのルックアップの値から kintone がルックアップを取得しようとした際に、ルックアップの検索結果が1件に決まらないような場合、ルックアップの取得は行われません。