カスタマイズ

日付入力ダイアログを表示する

概要

図のようなダイアログを表示します。ユーザーに日付の入力を求める場面で使用します。

日付入力ダイアログ

使い方

アクションが実行されると、日付入力ダイアログが表示されます。

ユーザーが日付を選択し、OK ボタンを押すと、アクションの実行完了となり、アクションの結果として選択した日付がセットされます。

このダイアログでは、日付は文字の手入力で入力することはできません。必ずカレンダーから選択する必要があります。

ユーザーが選択した日付を取り出す際は、式を利用します。

例えば日付入力ダイアログを表示するアクションが1番だった場合、「フィールドに値をセットする」の「値」パラメーターなどで

=$1

のように指定すると、選択内容を取り出すことができます。

設定するパラメーター

「メッセージ入力」「OKボタンの名前」「キャンセルボタンの名前」「空を許可するかどうか」「初期値」を設定します。

メッセージ入力

ダイアログのメッセージ部分に表示するテキストを入力します。

OKボタンの名前

OKボタンに表示するラベルを変更したい場合、このパラメーターを変更します。

キャンセルボタンの名前

キャンセルボタンに表示するラベルを変更したい場合、このパラメーターを変更します。

空を許可するかどうか

「空のままOKを許可する」を選ぶと、入力が空の状態でも「OK」ボタンが押せるようになります。

「空の場合OKを押せなくする」を選んだ場合、入力内容が空の間は「OK」ボタンを押せなくします。

初期値

ここで、入力の初期値を指定可能です。省略可能で、省略すると初期値は空になります。

現在の日付を初期値にしたい場合は、式と today 関数を使用して以下のように記述します。

= today()

初期値に日付でない値を渡すことは避けてください。エラーにはなりませんが、想定外の動作を引き起こす原因になります。

注意事項

ユーザーがダイアログの「OK」または「キャンセル」を押して、ダイアログを閉じた時にアクション完了になります。ダイアログを表示した段階ではアクション完了になりません。

「キャンセル」を押した場合でもアクション完了になります。

他のアクションの実行が完了した時」でこのアクションの完了を待つ場合、上記に注意してください。

「キャンセル」した場合は無視して、「OK」の場合だけ次のアクションへ進みたい場合、「他のアクションの実行が完了した時」ではなく「確認・入力ダイアログで「OK」を押した時」条件を使用してください。

制限事項

  • すでにほかのダイアログが開いていて、ユーザーがそのダイアログをまだ閉じていない状態の時に「日付入力ダイアログを表示する」を実行した場合、すでに開いているダイアログの方が優先され、後から実行した「日付入力ダイアログを表示する」は無視されます。この場合、「日付入力ダイアログを表示する」の結果はキャンセル扱いになります。

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