カスタマイズ

一覧画面に簡易検索フォームを設置する

概要

一覧画面に1つのフィールドの「=(等しい)」で検索する検索フォームを設置します。

使い方

「一覧画面に簡易検索フォームを設置する」を実行すると一覧画面に検索フォームが表示されます。ユーザーがこの検索フォームに検索条件を入力し「検索」ボタンを押すと、一覧画面に表示されるレコードのリストがさらに絞り込まれます。

ユーザーが現在選択している kintone の「一覧」に絞り込み条件が付いている場合、「一覧」に絞り込み条件と、ユーザーが検索フォームで入力した条件を「かつ(AND)」で結んだ条件で検索します。つまり、もともとの「一覧」の条件からさらに絞り込む形になります。

一覧画面にキーワードで検索する検索フォームを設置する」との主な違いは以下の通りです。

  • 条件となるフィールドが1つしか選べません。
  • キーワード検索ではなく、「=(等しい)」での検索になります。
  • フォームの表示位置が、メニューの横になります。
  • 関連レコードの参照先アプリのフィールドは検索条件にできません。

メニューの横

設定するパラメーター

「検索条件フィールド」を設定します。

検索条件フィールド

検索条件として検索フォームに表示したいフィールドを1つ選択します。

選択可能なフィールドタイプと、それが検索フォーム上でどのような入力タイプになるか、どのような検索条件になるか、は以下の表の通りです。

フィールドタイプ 検索条件入力フォーム 検索条件タイプ
文字列(1行) 文字列入力 =(等しい)
ルックアップ(文字列) 文字列入力 =(等しい)
ルックアップ(数値) 文字列入力 =(等しい)
リンク 文字列入力 =(等しい)
数値 文字列入力 =(等しい)
計算 文字列入力 =(等しい)
レコード番号 文字列入力 =(等しい)

上級者向け情報

設置されたフォームのHTML要素には、customine-searchform-simpleというID値がつきます。フィールド入力欄、検索ボタンはそれぞれ div で囲まれています。これを利用して、アプリに CSS ファイルを登録すればフォーム表示スタイルをカスタマイズできます。

以下の例は、検索フィールドの入力欄を標準より小さくします。

#customine-searchform-simple div:first-child input {
  width: 80px;
}

制限事項

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