テーブル内のフィールドとテーブル外のフィールドを同時に表示できる一覧画面を作成します。
この「やること」はカスタマイズされた一覧画面を作成します。
準備として、kintone アプリ側の設定で「テーブルデータを表示できる一覧画面を作成する」用の「一覧」を作成してください。この一覧は、以下のように設定しておきます。
どのフィールドを表示するかは、kintone アプリ側ではなく、Customine のアクションで設定します。
「テーブルデータを表示できる一覧画面を作成する」をセットするアクションでは、条件を「一覧画面を表示した時」にしてください。なお、「現在の一覧が指定の一覧ならば」は必要ありません。
「テーブルデータを表示できる一覧画面を作成する」をセットしたアクションを実行すると、一覧画面が「一覧のID」で指定した一覧であれば、そのアクションがカスタマイズした一覧画面を表示します。「一覧のID」で指定した以外の一覧であれば通常通りの一覧表示になります。
標準の一覧画面と異なり、以下の要素はありません。
添付ファイルフィールドはリンク形式で表示されます。画像、PDFはクリックするとギャラリー形式(プレビュー)で表示されます。それ以外のファイルはクリックするとダウンロードされます。
「一覧のID」「表示するフィールド」を設定します。
「使い方」の説明で準備した一覧のID を指定します。kintone アプリから一覧の設定画面で確認可能です。
一覧の名前で指定することはできません。
一覧で表示するフィールドを選択します。
選択したフィールドを並べ替えると、一覧内でもその順番で表示されます。
選択可能なフィールドタイプは、以下のもの以外です。
テーブルそのものは選択できませんが、テーブル内のフィールドは選択できます。テーブル内のフィールドを選択している場合、テーブルの1行が一覧の1行になり、テーブル外のフィールドはテーブル行数分だけ縦にセル結合して表示されます。
「フィールド背景色を変更する」をはじめとするとフィールドの見た目を装飾する「やること」は、対象がテーブル外のフィールドであれば、本「テーブルデータを表示できる一覧画面を作成する」と組み合わせても動作します。テーブル内のフィールドとの組み合わせは対応していません。
「フィールド背景色を変更する」等は、「テーブルデータを表示できる一覧画面を作成する」の後に実行する必要があります。例えば「一覧画面を表示した時」に「フィールド背景色を変更する」を実行すると、「テーブルデータを表示できる一覧画面」はまだ作成されていないため背景色は変わりません。正しく動作させるには、「テーブルデータを表示できる一覧画面を作成する」を行ったアクションから「他のアクションの実行が完了した時」でつないだ先で「フィールド背景色を変更する」等を設定してください。
「表示するフィールド」に対してアクセス権がない場合、一覧の列にフィールド名は表示されますが、フィールド値は表示されません。
「表示するフィールド」にセットしたフィールドのフィールドコードを後から変更したようなケースでも、一覧の列にフィールド名は表示されますがフィールド値は表示されません。
スマートフォン画面には対応していません。
列の幅を変更する機能はありません。