指定アプリのレコード編集画面へ遷移します。この時、指定のレコードを渡して、編集画面でこのレコードを取得できるようにします。
「レコード編集画面に遷移する」と似ていますが、追加でレコード番号を渡せる点が異なります。
ユーザーのウェブブラウザー上でレコード編集画面へ画面遷移し、遷移先のレコード編集画面に別のレコードのレコード番号を渡します。
渡したレコード番号は、「前の画面から渡されたレコードを取得する」を使用して取得することができます。これにより、編集画面を開いて、開いた先の編集画面で指定のレコードをもとにフィールドの値を初期化する、というようなカスタマイズが可能になります。
「遷移先アプリ」「遷移先レコード番号」「タブ」「渡すレコードのアプリ」「渡すレコードのレコード番号」を指定します。
遷移先アプリを指定します。
省略時はカスタマイズ対象のアプリとなります。
どのレコードの編集画面に遷移するのかを、レコード番号の値で入力します。
例えば、ユーザーが現在表示している画面と同じレコード番号を指定するには、式を使って以下のように指定します。
= レコード番号
移動先のレコードを、他のアクションで取得している場合は、式を使ってアクションの結果から参照します。以下の例では、1番アクションでレコードを取得しているときに、取得したレコード(複数)の最初のレコードのレコード番号を指定しています。
= $1[0].レコード番号
kintoneアプリの設定でアプリコードを設定している場合、「= レコード番号」で参照したレコード番号はアプリコードを含んだ文字列になりますが、アプリコードに関しては特に気にしなくても大丈夫です。指定したレコード番号のアプリコードと、移動先アプリのアプリコードは異なっていても構いません。アプリコードなしで数値のみで指定しても構いません。
同じタブ上で移動するか、新しいタブを開くかを選択します。
渡したいレコードがどのアプリのレコードなのかを選択します。
渡したいレコードのレコード番号を入力します。
例えば、現在レコード詳細画面を開いていて、その詳細画面のレコードのレコード番号を追加画面に渡したい、というような場合、式を用いて
= レコード番号
とします。
アクションを実行してから実際にブラウザー上で画面遷移が行われるまで、やや間(タイムラグ)が生じます。
ユーザーが開いているページがPC版の場合は遷移先もPC版、スマートフォン版であれば遷移先もスマートフォン版になります。PC版・スマートフォン版相互の行き来はできません。
「別タブで開く」設定の場合、ユーザーのブラウザーの設定でポップアップブロックが有効になっていると、カスタマイズからタブを開く操作がブロックされてしまいます。この場合、ブラウザーの設定でポップアップを許可するか、「同じタブで開く」を使用してください。
この「やること」をセットしたアクションに対して「他のアクションの実行が完了した時」「いずれかのアクションの実行が完了した時」で別のアクションにつなげることはできません。