テンプレートファイルとレコードデータをもとにテキストデータを生成します。
テンプレートファイルを準備します。テンプレートファイルの作成方法については、テキストテンプレートの記述方法のページをご覧ください。
また、テンプレートを保存するためのkintoneアプリも必要です。作成したアプリに添付ファイルフィールドまたは文字列(複数行)フィールドを設置し、このフィールドに1テンプレートにつき1レコードになるようにレコードを作成しておきます。
Customineのカスタマイズでは、適用するテンプレートを保存したレコードと、出力するデータとなるレコードを取得するようなカスタマイズを作成します。
最後に、カスタマイズ内に「テンプレートをもとにテキストを生成する」を設置し、テンプレートや出力レコードなどをパラメーターとして設定します。
生成したテキストはアクションの結果値としてセットされます。アクションの結果値は「= $1」などの式を用いて参照できます。
「データレコード」「テンプレートレコード」「テンプレートフィールド」「セット先フィールド(省略可)」を設定します。
出力したいデータとなるレコードを選択します。
省略した場合、ユーザーが現在開いている画面のレコードがデータレコードとなります。一覧画面の場合は一覧内の現在のページに表示されているレコードが対象となり、レコード詳細・編集系画面ではその1レコードが対象になります。ただし、カレンダー形式の一覧画面の場合は省略できません。
レコードの件数がゼロ件でもエラーになりません。
テンプレートファイルの入ったレコードを選択します。
選択したレコードが実行時に1行もなかった場合はエラーになります。
選択したレコードが実行時に複数行ある場合はエラーになりません。この場合は1つめのレコードからテンプレートを取得します。
テンプレートファイルの入った「テンプレートレコード」内の添付ファイルフィールドまたは文字列(複数行)フィールドを選択します。
選択可能なフィールドタイプは以下の通りです。
テーブル内のフィールドは選択できません。
文字列(複数行)フィールドを選んだ場合は、そのフィールドに記載されている内容がそのままテンプレートになります。
添付ファイルフィールドを選んだ場合は、その1つ目の添付ファイルの内容をテンプレートとします。ファイルの文字コードは UTF-8 にしてください。その添付ファイルフィールド内にファイルが1つも添付されていない場合は、実行時にエラーになります。
生成したテキストをフィールドにセットする場合に指定します。指定している場合、レコード追加画面、レコード編集画面以外ではエラーになります。直接フィールドにはセットせず、テキストを別のアクションで使用したい場合は、省略できます。
選択可能なフィールドタイプは以下の通りです。
テーブル内のフィールドは選択できません。
テンプレートファイルの文字コードは UTF-8 のみに対応しています。それ以外の文字コードで書かれたファイルには対応していません。
テンプレートファイルのサイズは約1MBが上限です。