「レコードを保存する直前」などのときレコード保存処理をキャンセルします。「保存後」はキャンセルできません。
条件「レコードを保存する直前」を起点としていくつかアクションを実行し、特定の条件の場合その保存をキャンセルしたい場合にこのアクションを配置します。
典型的な例としては以下のように、保存時に確認ダイアログを出して、ユーザーが「キャンセル」ボタンを押すとレコードの保存をキャンセルする、というカスタイズです。
なお、「エラーダイアログを表示して保存をキャンセルする」を使用すれば、同じことが1つのアクションで可能になります。
「レコードの保存をキャンセルする」という名前ではありますが、「レコードを保存する直前」のほかに、「レコードを削除する直前」や「プロセス管理のアクションを実行した時」をキャンセルすることも可能です。
「レコードを保存した直後」はすでにレコードが保存された後になるので、「レコードの保存をキャンセルする」で保存をキャンセルする(保存前に戻す)ことはできません。
krewSheetでの保存時はこの「レコードの保存をキャンセルする」ではキャンセルできません。代わりに「フィールドエラーを表示する」でフィールドにエラーをセットすることで、レコードの保存もキャンセルすることができます。一方、krewSheetでの削除は「レコードの保存をキャンセルする」でキャンセルすることが可能です。