指定のフィールド値をひらがな、カタカナからローマ字へ変換します。
変換元の値に含まれるひらがな、カタカナ部分をヘボン式のローマ字に変換します。ひらがな、カタカナでない部分は変換されずに残ります。
変換結果はフィールドにセットする以外に、式を使用して「= $1」などで取得することも可能です。
「フィールド」「大文字小文字」「結果をセットするフィールド(省略可)」を設定します。
変換したいフィールドを選択します。
選択可能なフィールドタイプは以下の通りです。
テーブル内のフィールドを指定した場合、特別な場合(*1)を除き、テーブル内のすべての行に対して処理されます。
(*1) 条件側で、「フィールドの値を編集して値が変わった時」のように、テーブル行を限定するように条件が入っている場合は、対象の行だけ処理されます。
変換後のアルファベット部分を大文字にするか、小文字にするかを選択します。変換後の文字列全体が大文字化・小文字化の対象になります。
「先頭のみ大文字」は、単語の先頭を大文字化します。より厳密にいうと、「英数字とアンダースコア以外の次の文字」をすべて大文字にします。以下に、「先頭のみ大文字」で変換した結果の例を挙げます。
変換結果をフィールドにセットする場合に指定します。直接フィールドにはセットせず、結果を別のアクションで使用したい場合は、省略できます。
変換元の「フィールド」と同じフィールドを指定することも可能です。
選択可能なフィールドタイプは以下の通りです。
「フィールド」パラメーターがテーブル内のフィールドの場合、「結果をセットするフィールド(省略可)」も同じテーブルから選択する必要があります。
対応しています。
ただし、ルックアップでコピーされるフィールドには対応していません。
また、以下のフィールドは「レコードを保存する直前(削除時は除く)」のようなレコード保存のタイミングのみで対応しています。やや専門的になりますが、より詳しく知りたい方は krewSheet のドキュメント も参考にしてください。
訓令式ローマ字への変換には対応していません。
変換結果に「ō」のような長音記号はつきません。例えば「とうきょう」の変換結果は「Tōkyō」ではなく「Tokyo」になります。
ひらがなだけを変換してカタカナは残す、カタカナだけを変換してひらがなは残す、というような変換はできません。