フィールド値の左側から指定した数の文字を取り出します。
「半角から全角へ変換する」をはじめとする多くの「~~変換する」タイプの「やること」では、変換元のフィールドと変換結果のセット先フィールドが同一で、変換元のフィールドの値が変更されます。それに対し「フィールド値の左側の文字を取り出す」では変換元フィールドの値は変更されず、変換結果をセットする先のフィールドを別途用意する必要があります。または、変換結果は別のフィールドにセットする以外に、式を使用して「= $1」などで取得することも可能です。
「フィールド」「文字数」「結果をセットするフィールド(省略可)」を設定します。
取り出す元の値が入っているフィールドを指定します。
「フィールド値の左側の文字を取り出す」を実行しても、元のフィールドの値は変更されません。
選択可能なフィールドタイプは以下の通りです。
数値フィールドの場合、桁区切りや単位記号は含まない素の数値を文字列化したものが元になります。
テーブル内のフィールドを指定した場合、特別な場合(*1)を除き、テーブル内のすべての行に対して処理されます。
(*1) 条件側で、「フィールドの値を編集して値が変わった時」のように、テーブル行を限定するように条件が入っている場合は、対象の行だけ処理されます。
取り出す文字数を指定します。
直接指定でゼロ以下の値は指定できません。式を指定して実行時に値がゼロ以下になった場合、エラーにはなりませんが実行結果は空文字列になります。
指定した文字数が文字列の長さよりも大きい場合は、文字列全体が結果になります。
「フィールド値の左側の文字を取り出す」の結果値をセットする先のフィールドを指定します。
「フィールド値の左側の文字を取り出す」を実行すると、このフィールドの値は上書きされます。
選択可能なフィールドタイプは以下の通りです。
「元のフィールド」がテーブル内のフィールドの場合、「フィールド値の左側の文字を取り出す」も同じテーブルから選択する必要があります。
対応しています。
ただし、「結果をセットするフィールド(省略可)」に以下の制限があります。
JavaScript の文字列は、1文字が2つのコードで表される場合があります。例えば「𠮷」や絵文字などが該当します。「フィールド値の左側の文字を取り出す」ではこれらの文字も「1文字」と扱います。