文字列、または日付フィールドを元に和暦に変換し、別のフィールドへセットします。
変換した元号、和暦年数をフィールドにセットする場合は、そのフィールドをアプリに作成しておき、「元号のセット先」「和暦年数のセット先」でそのフィールドを選びます。
変換した元号、和暦年数を、個別のフィールドに分けて登録するのではなく、「平成30年」のように1つの文字列としてフィールド等に入れたい場合は、以下のようにします。
= $1.era & $1.year & "年"
「変換元の日付」「元号のセット先」「和暦年数のセット先」を設定します。
西暦で記録された日付を持つフィールドを選択します。
以下のフィールドタイプから選択することができます。
文字列(1行)のフィールドを選ぶ場合、正しい日付形式で値がセットされている必要があります。
テーブル内のフィールドを指定した場合、特別な場合(*1)を除き、テーブル内のすべての行に対して処理されます。
(*1) 条件側で、「フィールドの値を編集して値が変わった時」のように、テーブル行を限定するように条件が入っている場合は、対象の行だけ処理されます。
元号をセットするフィールドを選択します。省略可能です。
文字列(1行)のみ選択できます。
省略した場合、元号はフィールドにセットされません。省略しても他のアクションから参照することは可能です。
「変換元の日付」がテーブル内のフィールドの場合、「元号のセット先」も同じテーブルから選択する必要があります。
和暦年数をセットするフィールドを選択します。省略可能です。
文字列(1行)または数値フィールドを選択できます。
元号の初年は「元年」ではなく「1」になります。
省略した場合、和暦年数はフィールドにセットされません。省略しても他のアクションから参照することは可能です。
「変換元の日付」がテーブル内のフィールドの場合、「和暦年数のセット先」も同じテーブルから選択する必要があります。
対応しています。
ただし、「元号のセット先」「和暦年数のセット先」に以下の制限があります。
どの時代の元号まで対応しているかは、ユーザーのブラウザー(*) に依存します。
(*) Customine でカスタマイズを作成する際のブラウザーではなく、ユーザーがカスタマイズされた kintone アプリへアクセスしたときのブラウザーに依存します。
西暦2019年5月よりはじまる新元号(令和)への対応は、ユーザーのブラウザー(*1) および OS に依存します。
(*1) Customine でカスタマイズを作成する際のブラウザーではなく、ユーザーがカスタマイズされた kintone アプリへアクセスしたときのブラウザーに依存します。
2019/4/25 リリースの Customine バージョン 1.47 から、ブラウザーや OS が未対応でも Customine 側で令和に対応しています。1.47 より古いバージョンの Customine で「kintoneへ登録」されたカスタマイズに関しては、ブラウザーが令和対応していれば令和に変換できますが、ブラウザーが対応していなければ平成になります。この場合、Customine の最新版で「kintoneへ登録」しなおすことで令和対応になります。
以下の表は、Customine のバージョンと、ブラウザーの令和対応の組み合わせに応じて、「西暦を和暦に変換する」で令和への変換が可能かどうかを示しています。
Customineバージョン(*2) | ブラウザー対応 | 令和への変換 |
---|---|---|
1.46以前 | 未対応時 | × |
1.46以前 | 対応時 | ○ |
1.47以降 | 未対応時 | ○ |
1.47以降 | 対応時 | ○ |
(*2) 「kintoneへ登録」を行った時点のバージョンです。