複数のチェックボックスや複数選択フィールドから、選択されている値をひとまとめにします。
チェックボックスフィールドや複数選択フィールドが複数あって、それぞれのフィールドで選択されている値すべてをひとまとめにしたい場合に使用します。また、テーブルにチェックボックスフィールドや複数選択があって、各行で選択されている値を全てまとめたい、といった場合でも使用できます。
実行すると、「フィールド」パラメーターで選択されているフィールド全てから、選択されている値をまとめます。
例えば以下のようなフィールドがあったとします。
・A フィールドでは X,Y,Z の３つが選択されている
・B フィールドでは X,W の２つが選択されている
この状態から「チェックボックスや複数選択の選択をひとまとめにする」で A, B をまとめると、X,Y,Z,W という４つの値を含んだものがアクションの結果になります。
まとめた内容はアクションの結果としてセットされます。アクションの結果は「フィールドに値をセットする」などで式を使って参照することで、チェックボックスフィールドや複数選択フィールドにセットすることが可能です。
「フィールド」「セット先フィールド（省略可）」を設定します。
まとめたいフィールドを全て選択します。
テーブル内のフィールドとテーブル外のフィールドを混在させて選択可能です。異なる複数テーブルからフィールドを選択することも可能です。
テーブル内のフィールドを選んだ場合、そのテーブル全行での選択をひとまとめにします。
選択可能なフィールドタイプは以下の通りです。
チェックボックスと複数選択を混ぜて選ぶこともできます。
まとめた値を他のフィールドにセットする場合に指定します。直接フィールドにはセットせず、結果を別のアクションで使用したい場合は、省略できます。
セット先でもともと選択されている内容はクリアされたうえで、本アクションの結果値がセットされた状態になります。クリアせずに選択を追加したい場合はこのパラメーターを省略し、「フィールドの選択を追加する」と組み合わせてください。「フィールドの選択を追加する」の「値」パラメーターに「チェックボックスや複数選択の選択をひとまとめにする」のアクション結果を「=$1」などでセットすることで追加できます。
選択可能なフィールドタイプは以下の通りです。
セット先が文字列（1行）の場合、値はカンマ区切りでセットされます。文字列（複数行）の場合は１要素ずつ改行してセットされます。
「フィールドの値を編集して値が変わった時」のように、レコードが１行に特定できる状況であれば、使用できます。
通常の一覧画面と異なり、krewSheet では複数行を一度に保存できるため、「レコードを保存する直前（削除時は除く）」では使用できません。
以下のフィールドは「セット先フィールド（省略可）」に指定しても結果をセットすることができません。