自動的に採番を行ってフィールドにセットします。
アクションが実行されると gusuku のサーバーに通信を行い、取得した値を指定フィールドにセットします。
通信が発生しますので、通信環境によっては値がセットされるまで少し時間がかかる場合があります。
「フィールド」および採番ルールを決めるパラメーターを設定します。
採番した値をセットする先のフィールドを選択します。
選択できるフィールドタイプは以下の通りです。
フィールドの値は、ゼロ埋めなどのフォーマットされた状態でセットされます。
すぐにはフィールドに値をセットせずに、採番した値を別のアクションで使用したいなどの場合、このパラメーターは省略することができます。
「なし」を選んだ場合、採番される番号はドメイン全体での連番になります。
「アプリ単位で採番」を選ぶと、連番はアプリ毎に管理されます。
ゼロ埋めする場合、次の桁数で指定した桁数に満たない場合にゼロ埋めされます。
ゼロ埋め「する」の場合、桁数は必ず1以上の値を設定してください。
例えばゼロ埋め「する」で桁数「8」の場合、採取した番号が「1」だったら、フィールドに「00000001」という値がセットされます。
ゼロ埋めする場合の最大桁数を指定します。ゼロ埋めしない場合はこのパラメーターは無視されます。
採取した番号がこの桁数を超えた場合、桁数のカットは行われません。 例えば桁数「3」で「1234」という番号が採取された場合、「123」や「234」にカットされるのではなく、「1234」という値がそのままセットされます。
採取した番号の手前に固定文字列を付けたい場合に指定します。
採取した番号の後ろに固定文字列を付けたい場合に指定します。
「なし」を選ぶと番号がリセットされることはありません。
「月単位で採番」を選ぶと、翌月には連番が1にリセットされます。
「年単位で採番」を選ぶと、年初の1月1日に連番が1にリセットされます。
「年度(4月開始)単位で採番」を選ぶと、4月1日に連番が1にリセットされます。
採番サイクルで月単位や年単位を選んだ場合、どの国・地域の時刻を基準にするかを選択します。
独自に採番キーを設定したい場合にこのパラメーターをセットします。省略可能です。
複数のアクションで「自動採番を行う」場合、「採番キー」省略時は「フィールド」で指定したフィールドコードが同じものが同じ採番グループとして通し番号が発行されます。「採番キー」を指定すると、フィールドではなく、同じ「採番キー」を指定したものが同じ採番グループになり、その中での通し番号が発行されます。
自動採番がどの範囲で連続性をもつのかどうかは「フィールド」「アプリ単位の採番」「採番キー」の組み合わせによって変わります。以下の表を参考にしてください。
フィールド | アプリ単位の採番 | 採番キー | 採番の範囲 |
---|---|---|---|
指定なし | なし | 指定なし | 同一アクション番号 |
指定なし | なし | 指定あり | 同一採番キー |
指定なし | アプリ単位で採番 | 指定なし | アプリ内の同一アクション番号 |
指定なし | アプリ単位で採番 | 指定あり | アプリ内の同一採番キー |
指定あり | なし | 指定なし | 同一フィールドコード |
指定あり | なし | 指定あり | 同一採番キー |
指定あり | アプリ単位で採番 | 指定なし | アプリ内の同一フィールド |
指定あり | アプリ単位で採番 | 指定あり | アプリ内の同一採番キー |
特に、この3つのパラメーターを全て省略した場合、kintoneサブドメイン全体での広い範囲の連番になるのではなく、逆にそのアクションのみの狭い範囲の連番になる点に注意してください。アプリを横断してkintoneサブドメイン全体での連番を行いたい場合は「アプリ単位の採番」を「なし」にして「採番キー」を指定してください。
対応しています。
「フィールド」で数値タイプのフィールドを選んだ場合、プレフィックスやサフィックスをつけると、アクション実行時にエラーになります。
「フィールドの値を編集して値が変わった時」の「一覧画面の鉛筆を押した時も含める」場合には対応していません。エラーにはなりませんが、実行してもフィールドに値がセットされません。