カスタマイズ

特定の曜日の日付を取得する

概要

今日を基準に特定の曜日の日付を取得して、他のアクションから参照できるようにします。

使い方

取得した日付をフィールドに入れたい場合、「セット先フィールド(省略可)」パラメーターにそのフィールドを選択します。

取得した日付をすぐフィールドに入れるのではなく、他のアクションで使いたい場合は数式を利用します。

「特定の曜日の日付を取得する」をセットしたアクションを実行すると、アクションの結果としてその日付が内部に保存されます。

保存された日付は、数式を使用して、「=$1」などで取得できます。

保存された日付は、kintone の日付フィールドにそのままセットできる形式になっています。

例)取得した日付を、他のアクション(「レコードを追加する」)で使用する例

  1. 「特定の曜日の日付を取得する」を設置します。アクション番号が1番だったとします。
  2. レコードを追加する」の「マッピング」で、セットしたい日付フィールドに対して「=$1」と入れます。 (「特定の曜日の日付を取得する」のアクション番号が2番だったら、「=$2」とします)

設定するパラメーター

「対象」「曜日」を設定します。

対象

「今週の」「来週の」「先週の」「次の」「前の」から選択します。

週の初めは日曜日として計算されます。 例えば今日が 2018-07-04(水) であれば「今週の日曜日」は、2018-07-01(日) になります。

「次の」は来週という意味ではなく、次に指定の曜日が来る日、という意味になります。「前の」も同様です。 例えば今日が 2018-07-04(水) の場合「次の金曜日」と指定すると 2018-07-06(金) が結果になります。 それに対し「来週の金曜日」と指定すると 2018-07-13(金) になります。

「次の」は今日は含めません。「前の」も同様です。 例えば今日が 2018-07-04(水) で、「次の水曜日」と指定すると、2018-07-04(水) ではなく 2018-07-11(水) が結果になります。

曜日

曜日を指定します。

セット先フィールド(省略可)

取得した日付を他のフィールドにセットする場合に指定します。直接フィールドにはセットせず、結果を別のアクションで使用したい場合は、省略できます。

テーブル内のフィールドを指定した場合、特別な場合(*1)を除き、テーブル内のすべての行にセットされます。

(*1) 条件側で、「フィールドの値を編集して値が変わった時」のように、テーブル行を限定するように条件が入っている場合は、対象の行にだけセットされます。

krewSheet 対応状況

対応しています。

ただし、「セット先フィールド(省略可)」に以下の制限があります。

  • ルックアップでコピーされるフィールドにはセットできません。
  • 以下のフィールドは「レコードを保存する直前(削除時は除く)」のようにレコード保存のタイミングのみでセット可能です。やや専門的になりますが、より詳しく知りたい方は krewSheet のドキュメント も参考にしてください。
    • krewSheet の表示列に含まれていないフィールド
    • krewSheet で読み取り専用に設定されているフィールド
    • リッチエディターフィールド

制限事項

  • 基準となる今日の日付は、kintone にログインしたユーザーのプロフィール設定で、「タイムゾーン」に設定されたタイムゾーン(時差)に基づきます。 特定のタイムゾーン(例えば日本時間)に固定することはできません。