カスタマイズ

基準日から特定の日付を取得する

概要

指定された日付を基準とした特定の日付を取得して、他のアクションから参照できるようにします。

使い方

取得した日付をフィールドに入れたい場合、「セット先フィールド(省略可)」パラメーターにそのフィールドを選択します。

取得した日付をすぐフィールドに入れるのではなく、他のアクションで使いたい場合は数式を利用します。

「基準日から特定の日付を取得する」をセットしたアクションを実行すると、アクションの結果としてその日付が内部に保存されます。

保存された日付は、数式を使用して、「=$1」などで取得できます。

保存された日付は、kintone の日付フィールドにそのままセットできる形式になっています。

例)取得した日付を、他のアクション(「レコードを追加する」)で使用する例

  1. 「基準日から特定の日付を取得する」を設置します。アクション番号が1番だったとします。
  2. レコードを追加する」の「マッピング」で、セットしたい日付フィールドに対して「=$1」と入れます。 (「基準日から特定の日付を取得する」のアクション番号が2番だったら、「=$2」とします)

設定するパラメーター

「基準日」「日付の種類」「セット先フィールド」を設定します。

基準日

基準になる日を指定します。

日付フィールドや日時フィールドの値を参照したい場合は、式を用いて

=日付_2

のように、「=」をつけてフィールドコードで参照してください。

日付の種類

「前日」や「翌月月初」など、取得したい日付を選択します。

以下から選択することができます。

  • 前日
  • 翌日
  • 当月月初
  • 当月末日
  • 前月月初
  • 前月末日
  • 翌月月初
  • 翌月末日
  • 当年年初(1月1日)
  • 当年年末(12月31日)
  • 前年年初(1月1日)
  • 前年年末(12月31日)
  • 翌年年初(1月1日)
  • 翌年年末(12月31日)
  • 当年度初日(4月1日)
  • 当年度末日(3月31日)
  • 前年度初日(4月1日)
  • 前年度末日(3月31日)
  • 翌年度初日(4月1日)
  • 翌年度末日(3月31日)

セット先フィールド(省略可)

取得した日付を他のフィールドにセットする場合に指定します。直接フィールドにはセットせず、結果を別のアクションで使用したい場合は、省略できます。

テーブル内のフィールドを指定した場合、特別な場合(*1)を除き、テーブル内のすべての行にセットされます。

(*1) 条件側で、「フィールドの値を編集して値が変わった時」のように、テーブル行を限定するように条件が入っている場合は、対象の行にだけセットされます。

選択可能なフィールドタイプは以下の通りです。

  • 文字列(1行)
  • 文字列(複数行)
  • リッチエディター
  • 日付
  • 日時

krewSheet 対応状況

対応しています。

ただし、「セット先フィールド(省略可)」に以下の制限があります。

  • ルックアップでコピーされるフィールドにはセットできません。
  • 以下のフィールドは「レコードを保存する直前(削除時は除く)」のようにレコード保存のタイミングのみでセット可能です。やや専門的になりますが、より詳しく知りたい方は krewSheet のドキュメント も参考にしてください。
    • krewSheet の表示列に含まれていないフィールド
    • krewSheet で読み取り専用に設定されているフィールド
    • リッチエディターフィールド

制限事項

  • 基準となる今日の日付は、kintone にログインしたユーザーのプロフィール設定で、「タイムゾーン」に設定されたタイムゾーン(時差)に基づきます。 特定のタイムゾーン(例えば日本時間)に固定することはできません。

  • この「やること」においては「年度」の範囲は4月~3月で固定です。異なる年度範囲で年度開始日等を取得することはできません。

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