日付や時刻のデータを、指定の書式に変換します。
日付の元データは、式を使用して、フィールドや他のアクションの結果を参照することができます。
フォーマットした結果を別のフィールドに入れたい場合、「セット先フィールド(省略可)」パラメーターにそのフィールドを選択します。
フォーマットした結果をすぐフィールドに入れるのではなく、他のアクションで使いたい場合は数式を利用します。
変換してできた文字列は、アクションの結果としてセットされます。
結果を取り出したい場合は、式を使用して、他のアクションで、このアクションを参照するようにします。
例えば「日付や時刻をフォーマットする」アクションが1番だった場合、「フィールドに値をセットする」の「値」パラメーターなどで
=$1
のように指定すると、取り出すことができます。
「日付/時刻」「日付の書式」「時刻の書式」を設定します。
日付や時刻の値を指定します。
日付フィールドや日時フィールドの値を参照したい場合
=日付_2
のように、「=」をつけてフィールドコードで参照してください。
現在の日付・時刻を表示したい場合
=now()
と入力します。
いくつかのパターンから選択できます。
変換元のデータが時刻のみで日付を含まない場合、「日付表示なし」を選択してください。
変換元データが「日時」のように日付を含む場合に「日付表示なし」を選択することも可能です。
12時間表記か24時間表記かを選択できます。
変換元のデータが日付のみで時刻を含まない場合、「時刻表示なし」を選択してください。
変換元データが「日時」のように時刻を含む場合に「時刻表示なし」を選択することも可能です。
フォーマット結果を他のフィールドにセットする場合に指定します。直接フィールドにはセットせず、結果を別のアクションで使用したい場合は、省略できます。
テーブル内のフィールドを指定した場合、特別な場合(*1)を除き、テーブル内のすべての行にセットされます。
(*1) 条件側で、「フィールドの値を編集して値が変わった時」のように、テーブル行を限定するように条件が入っている場合は、対象の行にだけセットされます。
アクションを使用せずに、数式で関数を使ってフォーマットする方法もあります。
「フィールドに値をセットする」の「値」パラメーターなどで
=format(日付_2, "YYYY/MM/DD")
のように、format関数を指定することができます。
アクションを挟まずに直接フォーマットできるのが利点ですが、“YYYY/MM/DD” のようなフォーマット指定のルールを理解する必要があり、上級者向けの機能になります。
この方法の応用として、以下のような数式で、日付フィールドの曜日を取得することができます。曜日は、kintone にログインしているユーザーの言語設定に応じて表示されます。
=format(日付_2, "dddd")
対応しています。
ただし、「セット先フィールド(省略可)」に以下の制限があります。