カスタマイズ

期を計算する

概要

指定の日付の期数を計算します。結果は他のアクションから参照できます。

使い方

計算結果を別のフィールドに入れたい場合、「セット先フィールド(省略可)」パラメーターにそのフィールドを選択します。

計算結果をすぐフィールドに入れるのではなく、他のアクションで使いたい場合は数式を利用します。

「期を計算する」をセットしたアクションを実行すると、アクションの結果としてその日付が内部に保存されます。

保存された期は、数式を使用して、「=$1」などで取得できます。

例)計算結果の期を、他のアクション(「レコードを追加する」)で使用する例

  1. 「期を計算する」を設置します。アクション番号が1番だったとします。
  2. レコードを追加する」の「マッピング」で、セットしたいフィールドに対して「=$1」と入れます。 (「期を計算する」のアクション番号が2番だったら、「=$2」とします)

設定するパラメーター

「日付」「年度開始月」「第1期の年」「セット先フィールド(省略可)」を設定します。

日付

年度を計算する日付を入力します。

日付フィールドや日時フィールドの値を参照したい場合

=日付_2

のように、「=」をつけてフィールドコードで参照してください。

現在の日付の日付を基準としたい場合は

=today()

と入力します。

年度開始月

年度開始月を選択します。

第1期の年

第1期の年を西暦の数字で入力します。

例えば年度開始月が10月で、第1期の年が2000の場合、

  • 日付が2000年10月 ⇒ 1
  • 日付が2001年9月 ⇒ 1
  • 日付が2001年10月 ⇒ 2

という結果になります。

セット先フィールド(省略可)

計算結果を他のフィールドにセットする場合に指定します。直接フィールドにはセットせず、計算結果を別のアクションで使用したい場合は、省略できます。

テーブル内のフィールドを指定した場合、特別な場合(*1)を除き、テーブル内のすべての行にセットされます。

(*1) 条件側で、「フィールドの値を編集して値が変わった時」のように、テーブル行を限定するように条件が入っている場合は、対象の行にだけセットされます。

krewSheet 対応状況

対応しています。

ただし、「セット先フィールド(省略可)」に以下の制限があります。

  • ルックアップでコピーされるフィールドにはセットできません。
  • 以下のフィールドは「レコードを保存する直前(削除時は除く)」のようにレコード保存のタイミングのみでセット可能です。やや専門的になりますが、より詳しく知りたい方は krewSheet のドキュメント も参考にしてください。
    • krewSheet の表示列に含まれていないフィールド
    • krewSheet で読み取り専用に設定されているフィールド
    • リッチエディターフィールド

制限事項

結果が第1期開始よりも前の日付を指定すると、結果として0やマイナスの値になる場合があります。この場合もエラーにはなりません。